・マンタは雌が大きい!
マンタは雌の個体の方が大きく雄は小振りです、雌は年々大きくなりますが、雄はある程度の大きさに
なったらほとんど変わらないようです、きっと繁殖面で有利なのでしょう。
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・先頭はいつも雌!
複数のマンタが来る時は決まって先頭は雌のマンタです、(乱舞もそうですが!)
決まった相手やグループで動く訳では無くかなり自由な感じです!
しかも大きなマンタ(成熟した雌のマンタ)が大人気で、大きなマンタが居れば必ず他のマンタにも会えます。
また、いつもグループと言う訳でもなく単独で動く方が多いようにも見えます。
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・雄が一枚だけウロウロ!
雄が一枚だけウロウロしている時は不穏です〜他のマンタを探している様に見えます、
他のマンタ(特に雌のマンタ)が居ないと帰ってしまうんです!ホバーリングしてくれれば良いのに・・・
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・一枚の雄に助けられた日々も!
何年も年間の川平石崎での確認回数がトップだった ヌシ (別名ソバカス)と言う雄のマンタが
居るのですが5月6月とマンタが少ない季節(毎年ではありません!)がありその年は特に居なくて、現れるのはヌシ だけ、しかも毎日毎日来てくれる、移動もほとんどしないでフルタイムホバーリングサービス!
本当に助かりました、ありがとう!最近2009年位からは頻度が落ちて来ましたが、今も健在です。
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・コバンザメが一匹だけウロウロ!
このコバンザメウロウロも不穏な兆候です、コバンザメは大型の魚に付いて回ります、
夜間は下に降りて寝ているのですが、朝、待ち伏せをして宿主と合流するようです。
川平石崎ではマンタとセットです、そのセットであるコバンザメが単体でウロウロ・・・
ホバーリングする根やダイバーに近づいて来ては不安そうにウロウロ・・・
何があったのでしょう?マンタは間違いなく居たはず・・・
ここでマンタが来ればコバンザメセンサーがいち早くマンタを察知して飛んで行くのですが、
中々来ないんですよ〜マンタ!
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・コバンザメ落下!
マンタの下に複数のコバンザメが付いてる事も多いのですが、泳いで・・・
正確にはマンタの押しのけている水の力に押されて(船の横をイルカが泳ぐのと同じ!)います、
だからそれ程体力は使わずに付いてきているのです。
また、頭の上にある小判状の吸盤(小判状だからコバンザメ!)でマンタの身体に吸い付いています。
疲れたから?楽をする為に?寝ている?・・・寝ていたんです!!マンタが気持ちよくホバーリングをしながら
緩やかに根の上で旋回中その時、突然コバンザメ落下・・・そのままの形で根まで落ちてしまいました、
何秒か間を置いて眼が覚めたようで、慌ててマンタの元へ・・・寝ぼけた姿は電車で寝てた人と変わらない!
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・コバンザメとマンタの共生?!
コバンザメは大型の魚やカメなどに付いてますが、食事は排泄物です。
しかもマンタの場合はコバンザメがお尻の穴(総排泄肛)からお腹の中(正確には腸の前の部屋!)
へ入ってしまい、中でお食事?&昼寝付きですよ!腸の清掃をしてもらっているかも知れないマンタでした。
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・川平石崎以外で出会うマンタ!
時々ですが川平石崎以外のポイントで出会うマンタも居ます、比較的川平石崎にも良く姿を見せてくれる個体
なのですが、ホバーリングをしていても、ゆっくり通過中でもまったく愛想もありません。
別に知り合いでもない事は判りますが・・・アッと言う間に行ってしまうのです。
川平石崎でマンタがフレンドリーに感じるのは総てポイントのお陰ですね!
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・マンタの視界、視力!
マンタも魚なので眼球は広角のレンズになっていて広い視野を持っています、
死角は後ろ上部と口の真ん前です。
あとは総て見えて居るようです!視力は0.3位!色彩もありカラー(何色かは?)らしい・・・
コントラストに強く、人の目では真っ暗闇でも十分に見えるようです。
日中は普通に見えて居るはずなのに、止まって居る物や色の濃い物への反応は鈍いようで、
動いている物には良く反応します。
目で見て動かないロープや障害物には気が付き避けて行きますし動くダイバーにも早く気が付き
避けて行きます。
ある日にはボーットしていたのか目の前にあるロープに気が付かず、そのままロープにぶつかってしまい
前進・・・進めないのに前進・・・マンタは何に引っかかっているのか見えてなくて前進!
最終的には何事も無かった様に横にずれて行きました!いくら川平石崎とは言えそんなに緩くて良いのでしょうか!?
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・マンタの挨拶!
我々にも挨拶があるようにマンタにも挨拶らしい行動があります。
マンタがお互いに同族である事は視覚やそれ以外の方法でも認識していそうですが、お互いに見えていて
正面同士、衝突しそうに成るくらいまで接近して左右に避ける、予め右左が決まっていたかの様に綺麗に
交差します。
その後は2枚で仲良く何処かへ行ってしまう事も・・・雄同士、雌同士、雄雌総てに共通してます。
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・マンタフェロモン!
雄が雌の後ろに付いて行く要因として雌の臭い(フェロモン!)があるのかも知れません、
水中で臭いは変な表現で、味かも知れませんね!雄は雌の排泄物が大好きで、
後ろから楽しそうに美味しそうに丸呑みです〜
陸上に居る身近かな犬猫の喜怒哀楽を感じる様にマンタの喜怒哀楽を感じる今日この頃です。
(気のせいかな・・・)
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マンタポイントではこんな傾向があります!
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・マンタが一番観られる時間帯!
通常一日3ダイブの時間割でダイビングに行ってますが、マンタの一番観れるのは2ダイブ目の時間帯です!
お店によって時間の差はありますが・・・
早朝ダイブで6時からの石崎へ行く事もありますが、マンタは居ません!
早出のマンタでも8時以降のようです、
1ダイブ目の時間で早出のマンタが居ない場合は10時半過ぎの出勤が多いようで、
1ダイブ目に潜ると後半や浮上前にやって来たりします。
2ダイブ目の時間がマンタの数もそろっていたり、ばらつきが少ないのです。
3ダイブ目だと少し遅く3時を回ると帰ってしまう様です。
(夕方やナイトダイブで潜っても会えないのです!)
ちなみに朝来る方向や帰る方向も決まってます〜何処に戻るのでしょうか?それは謎です!!
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・大潮は不穏!
海には干潮満潮の潮がありますが、大潮の干潮時間が大体昼間に掛かります、特に春は潮の干満の差が大きく
その分ポイントの水深も浅くなったり、透明度が低下、海流の変化などいろいろな事が重なります、
普段と違うとマンタも不穏でホバーリングをしない、コースの違う通過だったり、落ち着きがありません、
最悪観れない事も多々あるのです!
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・西の流れより東の流れ!
川平石崎の水の流れは普段は緩やかで干満での流れが少しあるのが普通です、沖と陸側、
水面水中での強弱や方向の違いがある事もあります、引き潮、満ち潮での流れの方向も決まっているのですが、
黒潮や季節風の影響も受けます、流れ自体は東西の流れが発生して傾向としては西からの流れの時より
東からの流れの方がマンタの状況は良いのです。
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・移動してマンタと入れ違い!
シーマンズクラブに居た頃ですが、ガイドが4名、ゲストが各5名前後!
いつもの様に根で待って居ると(他の2チームは近くにいました!)マンタは中々来てくれなくて、
それでも待っていた所、もう1チームがやって来て、向こうの根にも居ないからと、5分程待ち、
又移動して行きました、その後入れ違いで10枚のマンタが現れて、ゆっくり通過して行き、
ガイドもゲストも歓喜の嵐!この当時の水中で観るマンタの最高記録更新だったのです。
しかし問題が発生!船の下で安全停止を行って居る時に、移動をしていたチームが
1枚もマンタを観ていない事が判明!最悪なタイミングで入れ違いになり、
4チームの内3チームは10枚のマンタを観て1チームは一枚も観ていない・・・
同じ船に乗っているのに・・・その後のガイドに降り掛かる修羅場が・・・
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・マンタの排泄(ウンコ!)
マンタの排泄行為と腸洗いがあります!場所は根の上で数多く確認しています、
排泄された物は魚達の餌になり、出した瞬間に回りの魚達が集まります。
(回りの魚に振る舞って居る様にも見えます〜)
腸を洗う行為も同時に確認出来ます、排泄の後、数回に分けて腸が出て来ます、
まるで大砲のような筒状の腸が出たり入ったり水洗いをするのです〜衛生的?腸環境にも良さそうです!
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石垣島マンタダイビング シーウォーターダイビングサービス
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(c)1996〜2024 SEA WATER
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